オーツミルクの添加物に関する疑問を解消:無添加でおすすめはある?
「オーツミルクにはどんな添加物が入っているんだろう?」
「健康的にオーツミルクを取り入れる方法が知りたい」
健康目的でオーツミルクを考えている方にとって、添加物は気になる一つのポイントになるでしょう。体に入れるものだからこそ、何が含まれているかを知りたいのは当然です。
本記事では、オーツミルクの添加物について解説します。
その他の植物性ミルクとの比較や、オーツミルクの正しい選び方などもお届けするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
オーツミルクとは
オーツミルクとは、オーツ麦を原材料に作られた植物性の飲み物です。
食物繊維が豊富でコレステロールが含まれていないため、健康意識の高い人を中心に注目を集めています。
牛乳と比較して低カロリーで低脂質、カゼインや乳糖が含まれておらず、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心して飲めるメリットがあります。牛乳を飲むとお腹を下してしまう方は、オーツミルクを試してみるとよいでしょう。
オーツミルクはクセのない味も特徴です。
植物性ミルクの中には、原材料特有のクセがあったり、甘みがなく飲みにくかったりするものもあります。この点、オーツミルクはクセがなく自然な甘みを感じられます。
オーツミルクは、栄養バランスの高さと飲みやすさを兼ね揃えた植物性ミルクと言えるでしょう。
オーツミルクの嬉しい効果
オーツミルクで期待できる嬉しい効果は以下の通りです。
- ダイエット効果
- 便秘解消
- 生活習慣病の予防
ダイエット効果
オーツ麦は血糖値の急上昇を抑えてくれる低GI食品です。
食事をした際の血糖値の上昇が緩やかになることで、インスリンの分泌も抑えられます。その結果、体に脂肪が蓄積するのを防止する効果が期待できるのです。
豊富に含まれる食物繊維は、消化のスピードをゆっくりにして満腹感を持続しやすくする効果もあるとされています。食べ過ぎを防止する際に役立つでしょう。低カロリーで脂質が少ない特徴も合わせて、カロリーオフをしたい方には嬉しい特徴が揃っています。
便秘解消
オーツミルクに含まれる水溶性食物繊維のβグルカンは、便秘解消効果が期待できます。
βグルカンは体内で水分を吸収してゲル状の物質になり、腸の動きをなめらかにしてくれる働きがあります。善玉菌のエサになる食物繊維を豊富に摂ることで、腸内フローラの健康を促進する効果も期待できるのです。
腸の調子が整うことで便秘解消や肌質の改善など、さまざまなメリットが得られるでしょう。
生活習慣病の予防
オーツミルクは生活習慣病の予防にも効果的とされています。
豊富に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を穏やかにするため糖尿病対策や血圧の低下などに役立ちます。コレステロール値の低下にも寄与するとされており、心臓病のリスクをさげる効果も期待されているのです。
オーツミルクに含まれる不飽和脂肪酸は、心臓の健康によい影響を与えることがわかっています。体内で作ることのできない不飽和脂肪酸を摂れるため、貴重な栄養源とも言えるでしょう。
オーツミルクの添加物について
オーツミルクにはさまざまな健康効果がある一方、添加物について心配している方もいるでしょう。
ここでは、オーツミルクの添加物について解説します。
- オーツミルクは添加物が多い?
- 油が入っているオーツミルクがあるのはなぜ?
- オーツミルクに含まれるカリウムとは?
- 無添加のオーツミルクはスーパーに売ってる?
- オーガニックのオーツミルクの方がいい?
オーツミルクは添加物が多い?
市販のオーツミルクに含まれることの多い添加物は以下の通りです。
- 保存料
- 安定剤
- 甘味料
- 乳化剤
- 香料
これらの添加物は、オーツミルクを腐りにくくしたり、味を保ったりするために使用されます。成分が沈殿したり、分離したりしないために必要な添加物と言えるでしょう。
また、以下のようなものが添加されているオーツミルクも多いです。
- カルシウム
- ビタミンB
- 食物繊維
- 砂糖
- 油
オーツミルクに不足している栄養成分を添加したり、味を調整するために砂糖や油が使われたりすることも珍しくありません。
すべての添加物が体に悪いという事実はありません。
ただ、自然派の方や素材そのものの味を楽しみたい方にとっては、必要ないものと言えます。オーツミルクを選ぶ際は、各人の好みや目的に合わせて最適な選択をすることが大切です。
油が入っているオーツミルクがあるのはなぜ?
市販のオーツミルクの成分表を見て「なんで油が入っているんだろう?」と疑問に思った方もいるでしょう。
オーツミルクに油が含まれている理由は、口当たりをなめらかにしたり、風味を向上させたりするためです。また、乳製品のようなクリーミー感を出すために使われることもあります。味を整えるために使われるイメージです。
ただし、油は水と分離しやすいため、乳化剤などの添加物が必要になります。カロリーも高くなってしまうケースが多いため、ダイエット中の方は注意する必要があるでしょう。
オーツミルクに含まれるカリウムとは?
オーツミルクにはカリウムという成分が含まれています。これは添加物ではなく、もともとオーツ麦に含まれている栄養成分です。
果物、野菜、ナッツ類に豊富に含まれるカリウムは、心臓や筋肉、神経の働きをサポートする役割を担っています。決して悪い成分ではないので、心配する必要はありません。
無添加のオーツミルクはスーパーに売ってる?
基本的にスーパーやコンビニでは、無添加のオーツミルクを入手することはできません。
なぜなら、保存料や安定剤を添加していないオーツミルクの場合、日持ちが悪くなってしまうからです。賞味期限が短いオーツミルクは製品として成立しないため、何かしらの添加物を入れる必要がある点を覚えておきましょう。
ちなみに「有機JAS認証=無添加」と勘違いされている方もいますが、こちらはオーツ麦の栽培方法に関する認証であり、添加物が含まれていることとは違います。「オーガニック=無添加」ではないので気をつけましょう。
オーガニックのオーツミルクの方がいい?
オーガニックのオーツミルクは、原材料となるオーツ麦を農薬や肥料を使わずに自然の力を活かして育てているのが特徴です。オーガニックの農産物は、そうでないものよりも抗酸化物質や栄養が豊富と言われています。
また、化学物質にアレルギーがある方は、オーガニックにした方が安全です。地球環境にとっても化学物質を使わないため、生態系に悪影響を及ぼす可能性が少ないメリットがあります。
「農薬や化学肥料を使ったものは避けたい」という方は、オーガニックのオーツ麦を使ったオーツミルクを選ぶとよいでしょう。
オーツミルクと豆乳・アーモンドミルクとの違い
下の表はオーツミルクと豆乳、アーモンドミルクの栄養素をまとめたものです。
250mlあたり |
オーツミルク |
豆乳 |
アーモンドミルク |
エネルギー |
105kcal |
110kcal |
49kcal |
炭水化物 |
20.7g |
7.8g |
4.9g |
糖質 |
17.9g |
7.3g |
1.1g |
食物繊維 |
2.8g |
0.5g |
3.8g |
タンパク質 |
4.1g |
9.0g |
1.3g |
脂質 |
1.7g |
5.0g |
3.7g |
コレステロール |
0mg |
0mg |
0mg |
出典:
オーツミルク:食品成分データベース(オーツ麦30g換算)
豆乳:食品成分データベース
アーモンドミルク:グリコ アーモンド効果 砂糖不使用
以下で詳しく見ていきましょう。
豆乳とオーツミルクの違い
250mlあたり |
オーツミルク |
豆乳 |
エネルギー |
105kcal |
110kcal |
炭水化物 |
20.7g |
7.8g |
糖質 |
17.9g |
7.3g |
食物繊維 |
2.8g |
0.5g |
タンパク質 |
4.1g |
9.0g |
脂質 |
1.7g |
5.0g |
コレステロール |
0mg |
0mg |
豆乳はタンパク質が豊富な植物性ミルクです。
しかし、大豆特有の青臭さがあるため、味を調整するために油や砂糖を添加している商品も少なくありません。クセのない味が好みの方は、オーツミルクを選ぶとよいでしょう。
アーモンドミルクとオーツミルクの違い
250mlあたり |
オーツミルク |
アーモンドミルク |
エネルギー |
105kcal |
49kcal |
炭水化物 |
20.7g |
4.9g |
糖質 |
17.9g |
1.1g |
食物繊維 |
2.8g |
3.8g |
タンパク質 |
4.1g |
1.3g |
脂質 |
1.7g |
3.7g |
コレステロール |
0mg |
0mg |
アーモンドミルクは、低カロリーで食物繊維が豊富な植物性ミルクになります。
ナッツの風味が好きな方には最適な植物性ミルクです。甘みやクリーミーさはなく、あっさりした味になっています。素材そのものの甘みを楽しみたい方は、オーツミルクがおすすめです。
オーツミルクの選び方:ヘルシー志向の方向け
健康的にオーツミルクを取り入れたい方は、以下3つのポイントを押さえて選ぶとよいでしょう。
- 添加物が少ないか
- 油が入っていないか
- オーガニックのオーツ麦を使っているか
添加物が少ないか
健康志向の方は、添加物が少ないオーツミルクを選ぶのがおすすめです。
シンプルな原材料のオーツミルクは、素材が持つ本来の美味しさを味わえます。オーツミルクを購入する際は成分表を確認して、なるべく添加物が入っていないものを選ぶようにしましょう。
油が入っていないか
オーツミルクを選ぶ際は、油が入っていないかも一つのポイントになります。
油は口当たりや風味がよくなる一方で、カロリーが高くなりやすいです。ダイエットや健康目的でオーツミルクを取り入れたい方は、油の入っていないオーツミルクを選んだ方がよいでしょう。
油と同様、砂糖もカロリーが高くなる原因になるので、砂糖不使用のオーツミルクがおすすめです。
オーガニックのオーツ麦を使っているか
自然派の方は、オーガニックのオーツ麦から作られたオーツミルクが最適です。
化学農薬を使わずに育てられたオール麦であれば、安心して毎日飲めるでしょう。
ヘルシーなオーツミルクならEarth MILKがおすすめ!
添加物の少ないヘルシーなオーツミルクをお求めの方には、Earth MILKが最適です。
以下でEarth MILKのオーツミルクの特徴を紹介します。
- 添加物は酵素のみで体に優しい
- オーガニックも!選べる2タイプのオーツミルク
- 飲みやすい!オーツミルクのおすすめレシピ3選
添加物は酵素のみで体に優しい
Earth MILKのオーツミルクは、オーツ麦と酵素のみで作られています。
保存料や乳化剤などは一切使っていないため、ヘルシー志向の方にもおすすめです。粉末タイプなので飲みたい分だけ作れます。
オーガニックも!選べる2タイプのオーツミルク
Earth MILKは以下2種類から、好みのオーツミルクを選べます。
OAT MILK BASE
OAT MILK BASEは、自然な甘さが魅力的なオリジナルのオーツミルクです。
OAT MILK BASEシリーズの中でも1番人気の商品で、はじめて購入する方にもおすすめです。
お湯に混ぜて5分おくことで、オーツミルクの甘さをお楽しみいただけます。Earth MILKシェイカーを利用すると簡単に作れるので、朝食やおやつの置き換えにおすすめです。
OAT MILK BASE オーガニック
有機栽培の北米産オーツ麦を100%使用したプレミアムタイプです。
オーガニックのオーツ麦を使用しており、お客様によっては「少しあっさりした味わい」とおっしゃる方もおられます。オリジナルタイプ以外も試してみたいという方は、ぜひご検討ください。
Earth MILKのオーツミルクの作り方
Earth MILKの作り方は以下の通りです。
- Earth MILKシェイカーのCOLDの線まで水を入れる
- OAT MILK BASE を入れてシェイクする
- HOTの線まで沸騰したお湯を入れ軽くシェイク
- 5分待てば完成
定期便でさらにお得になる
Earth MILKでは、通常価格の15%オフでオーツミルクを購入できる定期便サービスも提供しています。
- 1ヶ月、2ヶ月のコースから選択可能
- 3点以上自由に組み合わせて購入できる
- 最低購入回数制限なし
- 送料無料
単品よりも安い価格で購入でき、専用のシェイカーもついてくるお得な内容になっています。
長期的にオーツミルクを取り入れたい方は、お得な定期便サービスをご利用ください。
飲みやすい!オーツミルクのおすすめレシピ3選
オーツミルクでおすすめのドリンクレシピを3つ紹介します。
- ダルゴナコーヒー
- オーツミルクのグリーンティーラテ
- ストロベリーとバナナのオーツミルクスムージー
ダルゴナコーヒー
韓国発祥のダルゴナコーヒーはオーツミルクとの相性抜群です。
【材料】(1人分)
-
オーツミルク・・・200ml
A
-
インスタントコーヒー・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1
- 水・・・大さじ1
【作り方】
- Aをボウルに入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる
- コップにオーツミルクを注ぎ、その上に1をのせて完成
オーツミルクのグリーンティーラテ
抹茶の苦味とオーツミルクの甘みを組み合わせたグリーンティーラテです。
【材料】(1人分)
- 抹茶パウダー・・・1/2ティースプーン
- オーツミルク・・・200ml
- アガベシロップ・・・大さじ1
【作り方】
- 抹茶パウダーをボウルに入れ、少量の温水を加えてよく混ぜる
- オーツミルク、アガベシロップを加え、よく混ぜる
- グラスに注いだら完成
(お好みで氷を入れても◎)
ストロベリーとバナナのオーツミルクスムージー
フルーツにオーツミルクのアクセントを加えたスムージーです。
【材料】(2人分)
- いちご・・・1カップ
- バナナ・・・1本
- オーツミルク・・・200ml
- アガベシロップ・・・大さじ1
- 氷・・・適量
【作り方】
- いちごを半分に切り、バナナをスライスする
- ミキサーに氷、いちご、バナナ、オーツミルク、アガベシロップを加え、なめらかになるまでよく混ぜる
- グラスに注いだら完成
(お好みでいちごやバナナをトッピングしても◎)
まとめ
オーツミルクには添加物が含まれているものもあります。
特にドリンクタイプの紙パック製品は、味を保ったり日持ちさせたりするために添加物を使うことが多いです。なめらかさを加えるために油を添加しているオーツミルクもあるので、ダイエット中の方は成分表を確認するようにしましょう。
また「オーガニック=無添加」ではないこともポイントです。
オーガニックは無農薬で育てたオーツ麦であり、オーツミルクにした際に添加物を含んでいないとは限りません。
「少しでも添加物が少ないオーツミルクが飲みたい」
その場合は、Earth MILKのオーツミルクをお試しください。
オーツ麦と酵素のみから作られているため、素材本来の甘みとクリーミーさを味わっていただけます。