無添加のオーツミルクは販売されている?オーガニックとの違いも解説
「無添加のオーツミルクはどこで買えるだろう?」
「オーツミルクに含まれる添加物について詳しく理解しておきたい」
オーツミルクは牛乳に代わるミルクとして注目を集めています。
最近はスーパーやコンビニなどでも手に入りやすくなってきました。しかし、人によっては市販のオーツミルクの原材料名を見て「オーツミルクって結構添加物が入ってない?」と気になった方もいるでしょう。
意外に思われるかもしれませんが、市販のオーツミルクに無添加のものは多くありません。
健康を気にする方や、自然派の方はどのようなオーツミルクを選べばよいのでしょうか。
本記事では、オーツミルクの特徴や添加物について解説します。
オーツミルクとは
オーツミルクは、オーツ麦を原材料に作られた植物性の飲み物です。
牛乳と比べて食物繊維が多くカロリーと脂質が少ないため、健康志向の方を中心に人気を集めています。クセがなくオーツ麦が持つ甘みとクリーミーさを楽しめるのもポイントです。ドリンクだけでなく、料理にも使いやすいバランスのよさがあります。
カゼインや乳糖が含まれていないことから、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心です。
牛乳と比較して、生産に必要な土地、水の使用量が少なく、温室効果ガスの排出量も抑えられます。地球環境にも優しいオーツミルクは、SDGsの観点からも注目を集めているのです。
オーツミルクのメリット・デメリット
オーツミルクならではのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 食物繊維が摂れる
- 便秘改善効果が期待できる
- 生活習慣病予防が期待できる
デメリット
- 牛乳よりも値段が高め
- 添加物が多いオーツミルクもある
メリット①食物繊維が摂れる
オーツミルクには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維を摂ることで、以下の効果が期待できます。
- 腸内環境を整えてくれる
- 血糖値の急上昇を穏やかにしてくれる
- 満腹感が持続しやすい
偏った食事が多い現代人にとって、食物繊維は不足しがちな栄養成分です。
日々の生活にオーツミルクを取り入れることで、食物繊維をおいしく摂れるでしょう。
メリット②便秘改善効果が期待できる
オーツミルクは水溶性食物繊維のβグルカンが含まれています。
βグルカンは体内で水分を吸収し、ゲル状の物質に変化するのが特徴です。ゲル状の物質は便を柔らかくしてくれるため、便秘改善に役立ちます。
βグルカンは善玉菌の増殖をサポートする働きもあるので、お腹の調子を整えたい方にはオーツミルクが最適です。
メリット③生活習慣病予防が期待できる
オーツミルクは、生活習慣病の予防効果も期待されています。
食物繊維は、血圧を下げたり悪玉コレステロールを低下させたりする働きもあるとされているのです。低カロリーで脂質が少なく、体に脂肪が蓄積しにくいため、肥満の予防にもなるでしょう。
偏った食生活が気になる方は、オーツミルクで栄養バランスを取ってみてはいかがでしょうか。
デメリット①牛乳よりも値段が高め
オーツミルクは牛乳と比較して値段が高めなデメリットがあります。
これはオーツミルクの生産に手間がかかる点や、牛乳ほど大量生産ができないなどの理由があるからです。値段は若干高くなってしまいますが、健康効果の高さは大きなメリットと言えるでしょう。
デメリット②添加物が多いオーツミルクもある
前述した通り、市販のオーツミルクは添加物が多いデメリットもあります。
保存料や乳化剤、香料の他、油や砂糖などが含まれているオーツミルクもあるのです。添加物が多いとカロリーが高くなったり、自然な味が失われたりするデメリットがあります。
ダイエットや健康目的の方は、添加物が少ないオーツミルクを選ぶとよいでしょう。
無添加のオーツミルクは販売されている?
冒頭でお伝えした通り、市販のオーツミルクに完全な無添加の商品は多くありません。
ここでは、オーツミルクの添加物について見ていきましょう。
- 液体タイプのオーツミルクは無添加にするのが難しい
- オーツミルクに含まれる添加物とは
- オーガニック=無添加ではない
- 手作りのオーツミルクは無添加にできる
液体タイプのオーツミルクは無添加にするのが難しい
スーパーやコンビニで手軽に購入できる液体タイプのオーツミルクは、無添加にするのが難しいです。
添加物を加えない場合、日持ちしなかったり味が落ちやすかったりします。商品としてオーツミルクを流通させるには品質を安定させなければならないため、どうしても添加物が必要になってくるのです。
ただし、粉末タイプのオーツミルクの場合は、最小限の添加物または無添加のものもあります。粉末タイプは酸化しにくく、品質を安定させやすい特徴があるからです。
「同じオーツミルクでも液体タイプと粉末タイプでは特徴が異なる」と覚えておくと、オーツミルクを選ぶ際の1つの参考になるでしょう。
オーツミルクに含まれる添加物とは
市販のオーツミルクに含まれる添加物には、以下のようなものがあります。
- 保存料
- 安定剤
- 乳化剤
- 香料
これらはオーツミルクの品質を保つために使われる添加物です。
その他、一部のオーツミルクには、以下のようなものが添加されるケースもあります。
- カルシウム
- ビタミンB
- 食物繊維
- 砂糖
- 油
上記は栄養成分を強化したり、味を調整したりするために使われています。
添加物の種類や量は、オーツミルク製品によって大きく異なるので、気になる方は原材料名をチェックするようにしましょう。
オーガニック=無添加ではない
「オーガニック」という言葉を「無添加」と捉えてしまっている情報がありますが、それは間違いです。
オーガニックとは、化学肥料や合成農薬、遺伝子組み換え技術を使わずに作られたものを指します。オーツミルクの場合でいうと「化学肥料や合成農薬、遺伝子組み換え技術を使わずに作られたオーツ麦」のことです。
日本では「有機JAS認証」が有名ですが、こちらもオーガニックや有機栽培と基本的には同じになります。
例えば「有機JAS認証のオーツ麦使用」と記載されているオーツミルクがありますが、だからといって無添加である証明にはならない点に注意してください。
手作りのオーツミルクは無添加にできる
もしも無添加のオーツミルクにこだわりたいという場合は、手作りする方法があります。
- オーツ麦を水に浸して一晩置いておく
- ミキサーやフードプロセッサーで攪拌する
- ドロドロになったらナッツバッグやガーゼの布巾で濾す
手作りであれば、添加物が含まれる心配はありません。
オーガニックのオーツ麦を使えば「オーガニック×無添加」のオーツミルクが作れます。ただし、手作りのオーツミルクは味の調整が難しいため、必ずしもおいしいとは限りません。はじめは少量から作ってみることをおすすめします。
また、無添加のオーツミルクは日持ちしません。
必ず冷蔵庫で保存して、できるだけ早く消費するようにしましょう。
健康的なオーツミルクの選ぶ際のチェックポイント
健康的なオーツミルクを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 油や砂糖が添加されていないか
- 添加物が少ないか
- オーガニックのオーツ麦を使っているか
油や砂糖が添加されていないか
前述した通り、市販のオーツミルクの中には、油や砂糖が添加されているものもあります。
油や砂糖が含まれるオーツミルクは、カロリーや脂質が高くなりがちです。ダイエットや健康を意識している方は、プレーンのオーツミルクを選びましょう。
添加物が少ないか
自然な味を楽しみたい方は、添加物が少ないオーツミルクがおすすめです。
味が調整されたオーツミルクもおいしいですが、毎日継続して飲むことを考えるとしつこく感じてしまうケースも少なくありません。シンプルな原材料のオーツミルクであれば、何にでも合わせやすく継続しやすいです。
オーガニックのオーツ麦を使っているか
素材自体にもこだわりたい方は、オーガニックのオーツ麦を使ったオーツミルクが最適です。
自然の恵みのみで栽培されたオーツ麦であれば「このオーツ麦は科学肥料が使われてないかな?」という心配はありません。できるかぎりナチュラルなオーツミルクを飲みたい方におすすめです。
無添加に近いオーツミルクならEarth MILK!
添加物が限りなく少ないオーツミルクをお求めの方にはEarth MILKが最適です。
ここでは、Earth MILKのオーツミルクがおすすめな理由を紹介します。
- オーツ麦と酵素のみで体に優しい
- 選べる2種類のオーツミルク
- 定期便で安く購入できる
オーツ麦と酵素のみで体に優しい
Earth MILKのオーツミルクは、オーツ麦と酵素のみを使って作られています。
保存料や安定剤などを使わず、たった2つの原材料からオーツミルクを作れるのは、Earth MILKが特殊な粉砕加工で作られているからです。。紙パックのドリンクタイプとは違い、乾燥されているので保存性が向上します。また、粉末タイプは成分が分離することもないので、安定剤などの添加物を使う必要をなくせます。
粉末タイプは開封後も日持ちがよく、飲みたい分だけ作れるのもメリットです。作りすぎて捨てる心配はありません。いつでもできたてのオーツミルクが味わえます。
選べる2種類のオーツミルク
Earth MILKのオーツミルクは、以下の2種類から好みのものを選べるようになっています。
OAT MILK BASE
OAT MILK BASEは、自然な甘さが魅力的なオリジナルのオーツミルクです。
OAT MILK BASEシリーズの中でも1番人気の商品で、はじめて購入する方にもおすすめです。
お湯に混ぜて5分おくことで、オーツミルクの甘さをお楽しみいただけます。Earth MILKシェイカーを利用すると簡単に作れるので、朝食やおやつの置き換えにおすすめです。
OAT MILK BASE オーガニック
OAT MILK BASE オーガニックは、有機栽培の北米産オーツ麦を100%使用した有機JAS認証取得済みのプレミアムタイプです。
オーガニックのオーツ麦を使用しており、お客様によっては「少しあっさりした味わい」とおっしゃる方もおられます。オリジナルタイプ以外も試してみたいという方は、ぜひご検討ください。
Earth MILKのオーツミルクの作り方
Earth MILKの作り方は以下の通りです。
- Earth MILKシェイカーのCOLDの線まで水を入れる
- OAT MILK BASE を入れて5秒間シェイクする
- HOTの線まで沸騰したお湯を入れ、さらに軽くシェイクする
- 5分待てば完成
定期便で安く購入できる
Earth MILKでは、通常価格より15%オフになる定期便サービスも提供しています。
- 1ヶ月、2ヶ月のコースから選択可能
- 3点以上自由に組み合わせて購入できる
- 最低購入回数制限なし
- 送料無料
オーツミルクのある習慣を長く続けていきたい方は、ぜひ定期便をご利用ください。
オーツミルクでおすすめのヘルシーレシピ3選
オーツミルクでおすすめのヘルシーレシピを3つ紹介します。
- キウイとスピルリナのオーツミルクスムージー
- オーツミルクのポタージュ
- オーツミルクスイートポテト
キウイとスピルリナのオーツミルクスムージー
不足しがちな食物繊維やビタミンを補給できるキウイとスピルリナのオーツミルクスムージーです。
【材料】(2人分)
- キウイ・・・2個
- オーツミルク・・・200ml
- スピルリナパウダー・・・小さじ1
- アガベシロップ・・・大さじ1
- 氷・・・適量
【作り方】
- キウイの皮をむき、角切りにする
- ミキサーに氷、キウイ、オーツミルク、スピルリナパウダー、アガベシロップを加え、なめらかになるまでよく混ぜる
- グラスに注ぎ、お好みで氷を入れたら完成
オーツミルクのポタージュ
朝食のお供にぴったりのオーツミルクのポタージュです。
【材料】(2人分)
- 玉ねぎ・・・1/4個
- じゃがいも・・・1個
- オーツミルク・・・250ml
- 水・・・150ml
- 野菜ブイヨン・・・5g
- 塩・・・適量
- パセリ・・・適量
【作り方】
- 玉ねぎをみじん切りし、じゃがいもは一口大に切る
- 鍋に水を入れ、1を入れて煮る
- じゃがいもがやわらかくなったらオーツミルク、野菜ブイヨン、塩を入れる
- 3をブレンダーにかけたあと、鍋に戻し中火で温める
- 温まったらお皿に盛り、パセリを添えたら完成
オーツミルクスイートポテト
自然な甘みがクセになるオーツミルクスイートポテトです。
【材料】(5~6個分)
- さつまいも・・・1個
- バター(ヴィーガンバターやココナッツオイルなども◎)・・・10g
- さとうきび・・・20g
- オーツミルク・・・20ml~
- 塩・・・少々
【作り方】
- さつまいもをレンジで温め、皮をむき、大きめのボールで潰す
- 1のボウルにバター、さとうきび、塩を加えてよくつぶし、形成できるぐらいの滑らかさになるまでオーツミルクを少しづつ加える
- 2を成形しアルミカップに乗せる
- 3をトースターで5~10分ほど(1000wの場合)焼けば完成
(様子を見ながら焦げないように注意してください)
まとめ
オーツミルクは低カロリーで脂質が少なく、クセのない味でバランスの取れた植物性ミルクです。
牛乳に比べて食物繊維が豊富なので、便秘改善や生活習慣病の予防にも役立ちます。カゼインや乳糖が含まれていないため、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心です。牛乳の代わりにオーツミルクを取り入れることで、手軽にカロリーオフできます。
残念ながら、市販のオーツミルクに無添加のものは多くありません。
品質を長期間保つには、保存料や安定剤などが欠かせないからです。また、オーガニックや有機栽培だからといって無添加であるとは限らないことも覚えておきましょう。
酵素以外に添加物を使用していないオーツミルクをお求めの方は、粉末タイプでできたてが楽しめるEarth MILKをお試しください。
オーツ麦が持つ素朴な甘みとナチュラルなクリーミーさをお楽しみいただけます。毎日口にするものだからこそ、シンプルな原材料で作られたオーツミルクを選んでみてはいかがでしょうか。