ライスミルクとは?気になる味や作り方とメリット・デメリット【甘酒との違いも紹介】
「ライスミルクと甘酒は何が違うのかな?」
「特徴や栄養成分の違いを理解したい」
ライスミルクと甘酒は、どちらもお米が原材料のため同じ飲み物と思っている方も多いです。
しかし、実際はライスミルクと甘酒の作り方は同じものの、調理する際に加えるものに違いがあります。
一見同じような見た目ですが、味が大きく異なるので、あらかじめ特徴を理解しておくことが大切です。
本記事では、ライスミルクと甘酒の違いについて解説します。
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ライスミルクとは
ライスミルクは米や玄米から作られた植物性の飲み物です。
カゼインや乳糖が含まれていないため、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心して飲めます。植物由来のミルクなのでコレステロールも入っていません。
最近では牛乳の代替ミルクとして、植物性ミルクのラインナップに加わっています。
ライスミルクの味の特徴
ライスミルクはお米由来の自然な甘みとスッキリしたクセのない味が特徴です。
サラッとした舌触りながら若干のクリーミーさもあり、スッキリしながらも満足感がある味になっています。
植物性ミルクとして人気の豆乳は、大豆特有の青臭さがあるため、油や砂糖を加えて味が調整されているものも多いです。この点、ライスミルクはそのままの状態でも飲みやすいのが魅力と言えるでしょう。
いい意味で主張が少ないので、コーヒーや紅茶とミックスしたり、料理のアクセントとして活用したりなど、幅広い用途で使える植物性ミルクです。
ライスミルクと甘酒の違い
ここでは、ライスミルクと甘酒の違いについて見ていきましょう。
- 栄養面の違い
- 味の違い
- 作り方の違い
栄養面の違い
ライスミルクと甘酒の栄養成分を表にまとめました。
出典
・ライスミルク:USDA
・甘酒:食品成分データベース
ライスミルクは甘酒と比べてカロリーが低いです。同じ量(200mlあたり)の牛乳が122kcalなので、普段から牛乳をよく飲んでいる方は、ライスミルクに代えることでカロリーオフができるでしょう。
炭水化物と糖質に関しても、ライスミルクより甘酒の方が2倍ほど高くなっています。
ダイエット中の方は、甘酒ではなくライスミルクを選ぶとよいでしょう。
味の違い
ライスミルクは甘酒と比べてサラッとした飲み口で素朴な甘みがあります。大豆やナッツのようなクセはなく、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。
甘酒はクリーミーで濃厚な甘みがあります。カロリーや糖質が高い分、飲みごたえのある味わいが特徴です。
「生活のルーティンに取り入れるならライスミルク」「濃厚な甘さを堪能したいときは甘酒」といったように、目的やシーンによって選ぶのもおすすめです。
作り方の違い
ライスミルクと甘酒の作り方は同じですが、調理する際に加えるものが違います。
- ライスミルク:酵素
- 甘酒:麹や酒粕
加えるものが異なることから、完成したあとの栄養成分や味が変わってくるのです。
同じお米からできていますが異なる素材を加えることで、それぞれ独特の味わいと栄養を引き出しています。
ライスミルクのメリット3つ
ここではライスミルクならではのメリットを3つ紹介します。
- 低アレルゲン食品
- 脂質が低い
- 自然な甘みがある
低アレルゲン食品
ライスミルクは、小麦やナッツアレルギーの人でも安心して飲める低アレルゲン食品です。
「植物性ミルクを試したいけど、原材料のアレルギーが心配」という方には、ライスミルクが最適な選択肢となるでしょう。
脂質が低い
ライスミルクは、200mlあたりの脂質が1.9gと低いです。牛乳の脂質は7.6gと高いため、ライスミルクに代えることでダイエット効果が期待できるでしょう。
また、植物性の脂質には不飽和脂肪酸が含まれています。不飽和脂肪酸は心臓病のリスクを低減する働きがあるとされているため、ライスミルクは健康のサポートにも役立つでしょう。
自然な甘みがある
ライスミルクには、お米由来の自然な甘みがあります。
植物性ミルクの中には甘みがなく、飲みごたえが少ないものも多いです。そのため市販の植物性ミルクには砂糖や油などで味が調整されているものもあります。
自然な甘みがあるライスミルクであれば、余計な味付けをする必要はありません。スムージーやシリアル、コーヒーや紅茶など、さまざまな食品と相性がよいのも、ライスミルクならではのメリットと言えるでしょう。
ライスミルクのデメリット2つ
ライスミルクのデメリットを2つ紹介します。
- 糖質が多い
- タンパク質が少ない
糖質が多い
ライスミルクはその他の植物性ミルクと比べて糖質が多めです。例えば、糖質制限中の人にとってはデメリットになるでしょう。
カロリーや脂質は少ないものの、糖質量は多めなので飲み過ぎには気をつけましょう。
タンパク質が少ない
ライスミルクはタンパク質が少ないのもデメリットです。
例えば、豆乳は200mlあたり7.2gのタンパク質が含まれていますが、ライスミルクは0.6gと非常に少なくなっています。運動量が多く、タンパク質をたくさん摂りたい方は、他の食材で補うようにしましょう。
ライスミルクのおいしい飲み方
ライスミルクのおいしい飲み方を見ていきましょう
- 飲み物として
- トッピングとして
- スムージーのベースとして
飲み物として
まずはできたてのライスミルクをシンプルに味わうのがおすすめです。
お米が持つ本来の甘みとクリーミーな舌触りを感じられます。原材料に使われているお米の種類によっても味が異なるので、商品ごとの個性を楽しめるのも魅力です。
また、ライスミルクはコーヒーや紅茶などと合わせてラテにするのもよいでしょう。
トッピングとして
ライスミルクは、シリアルやグラノーラのトッピングとしても使えます。
例えば、今まで牛乳を使ってシリアルを作っていた方は、ライスミルクに代えるだけで手軽にカロリーオフができます。
さまざまな料理にトッピングして、味の違いを楽しむのもおすすめです。
スムージーのベースとして
ライスミルクはスムージーのベースとしてもおすすめです。
お米が原材料のため、野菜やフルーツと組み合わせることで、栄養バランスの取れたスムージーを完成できます。プロテインパウダーを入れてタンパク質を補うのもおすすめです。
ライスミルクを活用すれば、スッキリとした味わいの低カロリーなスムージーを手軽に作れるでしょう。
ライスミルクのおすすめレシピ3選
ライスミルクを使ったおすすめのレシピを3つ紹介します。
- ライスミルクのシチュー
- ライスミルクの七草スムージー
- ライスミルクで作る濃厚かぼちゃスープ
ライスミルクのシチュー
ライスミルクの甘さがアクセントになるシチューです。
【材料】
- 鶏もも肉・・・1枚
- キャベツ・・・1/2個
- ニンジン・・・1本
- ほうれん草(お好みで)・・・4株程度
- 水・・・80cc
- ライスミルク・・・250cc
- 塩・胡椒・・・適量
- バジルなどのハーブ(お好みで)・・・1、2種
- バター・・・風味付けする程度
- オリーブオイル・・・大さじ4
【作り方】
- 鶏もも肉は一口大、キャベツはざく切り、ニンジンは皮をむいて角切りにする
- ほうれん草を入れる場合は鍋で沸騰したお湯によくすすいだほうれん草を入れ、1分程茹でたら水で軽く締めて一口大に切る
- オリーブオイルをひいて強火でよく温めた鍋に鶏肉、ニンジンを入れ中火にし、鶏肉の色が変わるまで炒める
- キャベツを③に少しずつ加えながらニンジンに火を通しつつ炒め、塩・胡椒・ハーブで強めの味付け、風味付けをする
- ④に水、ライスミルクを加えて中火~強火にし、静かによく混ぜる
ミルクの独特な味を飛ばす場合は軽く沸騰させてもよい - スープに味が馴染んできた頃に、ほうれん草を入れてほぐして中火にする
- 味見をして足りないようであれば調味料を足し、バターを入れて野菜がくたくたになるまで弱火で15分煮込めば完成
ライスミルクの七草スムージー
デトックス効果も期待できる七草スムージーです。
【材料】
- 七草粥用野菜セット・・・1/2パック
- ライスミルク・・・1カップ
- りんご・・・1個
- 生姜・・・1/2片
【作り方】
- リンゴを洗って芯をのぞき、皮ごと適当に切ってミキサーに入れる
- すべての材料を加えてミキサーにかけて完成
ライスミルクで作る濃厚かぼちゃスープ
ライスミルクのクリーミーさが味わえるかぼちゃのスープです。
【材料】
- かぼちゃ・・・1/4個(200g弱)
- ライスミルク・・・100cc
- 水・・・適量
- 塩・・・ひとつまみ
【作り方】
- かぼちゃの種と皮を包丁で取って一口サイズに切る
- 切ったかぼちゃを鍋に入れて水をかぼちゃがギリギリ浸る位まで入れる。塩を入れて5〜10分ほど煮る
- かぼちゃに箸が簡単に刺さるようになったら、火を止めてハンドブレンダーでつぶす
- ライスミルクを鍋に加えて再び火にかける。ひと煮立ちしたらすぐ火を止めて完成
ライスミルクならEarth MILKがおすすめ!
健康的なライスミルクをお求めの方におすすめなのがEarth MILKです。
ここでは、Earth MILKのライスミルクについてメリットを紹介します。
- 原材料は米と酵素のみで体に優しい
- 粉末タイプで経済的
- 定期便でさらにお得に購入できる
原材料は米と酵素のみで体に優しい
Earth MILKのライスミルクは、お米と酵素のみで作られています。
保存料や安定剤などの添加物は一切含まれていません。油や砂糖なども入っていないので、ダイエット中の方にも安心です。素材が持つ味や甘みを楽しめます。
自然な味わいだからこそ、飽きることなく続けやすいでしょう。
粉末タイプで経済的
Earth MILKのライスミルクは粉末タイプです。
紙パックの液体タイプとは違い、飲みたい分だけ作れます。飲みきれずに捨てる心配がなく、いつでもできたてを味わえるのもメリットです。開封後も常温保存が可能で、保管スペースに困ることもありません。
常にフレッシュなライスミルクが飲めるので、液体タイプよりも経済的と言えるでしょう。
定期便でさらにお得に購入できる
Earth MILKでは、通常価格の15%オフでオーツミルクを購入できるお得な定期便サービスもご利用いただけます。
- 1ヶ月、2ヶ月のコースから選択可能
- 3点以上自由に組み合わせて購入できる
- 最低購入回数制限なし
- 送料無料
単品よりも安い価格で購入でき、最低購入回数制限もないお得な内容になっています。
長期的にオーツミルクを取り入れたい方は、お得な定期便サービスをご利用ください。
Earth MILKのライスミルクの作り方
Earth MILKのライスミルクの作り方は以下の通りです。
- Earth MILKシェイカーのCOLDの線まで水を入れる
- RICE MILK BASEを入れて5秒間シェイクする
- HOTの線まで沸騰したお湯を入れ軽くシェイク
- 5分待てば完成
好みのLATTE BASEで手軽にアレンジできる
LATTE BASEは、オーツミルクまたはライスミルクを手軽に味変できるパウダーです。
100mlに対して4g加えてよく混ぜるだけで完成します。
LATTE BASEは以下4つから選べます。
- チャイパウダー
- ほうじ茶パウダー
- 黒豆パウダー
- 抹茶パウダー
その日の気分に合わせて、好みの味を追加してみてください。
ライスミルクに関するよくある質問
ライスミルクに関するよくある質問をまとめました。
- ライスミルクは赤ちゃんでも飲めますか?
- ライスミルクはどこで買えますか?
- ライスミルクとコーヒーは相性がいいですか?
ライスミルクは赤ちゃんでも飲めますか?
ライスミルクは乳幼児でも飲めますが、母乳に比べると子供の発育に不可欠な栄養素がいくつか欠けています。母乳の代わりになるわけではないので、卒乳した時期を目処にするのがおすすめです。
心配な方は、医療機関へ相談するとよいでしょう。
ライスミルクはどこで買えますか?
ライスミルクは全国のスーパーやコンビニで手軽に購入可能です。
業務スーパーやイオンなどでは、海外産のライスミルクも販売されています。また、ネット通販であれば、さまざまな種類のライスミルクが見つかるでしょう。
ライスミルクとコーヒーは相性がいいですか?
ライスミルクはクセがなく自然な甘みがあるため、コーヒーとの相性もよいです。
紅茶やスムージーなど、さまざまなドリンクメニューに対応します。粉末タイプのEarth MILKなら濃さを調整することも可能です。
パウダーの入れ具合で好みの味をお楽しみいただけます。
まとめ
ライスミルクと甘酒は同じ作り方なものの、加える素材が異なるため味や栄養成分に大きな違いがあります。
素朴な甘みとクセのない味が特徴のライスミルクは、カロリーと脂質が低く低アレルゲン食品な特徴があります。甘酒は濃厚な甘みがあるかわりに、カロリーと脂質が高いです。日常的に飲むならライスミルクがおすすめと言えるでしょう。
Earth MILKのライスミルクは、粉末タイプだから飲みきれずに捨ててしまう心配がありません。いつでもできたてを味わえるので、紙パックの液体タイプと違って味の質が落ちることもないのです。
原材料はお米と酵素のみなので、余計な添加物を体に入れたくない方にも適しています。
甘みとクリーミーさが特徴のライスミルクを取り入れて、健康的な生活をスタートさせてみてはいかがでしょうか。