植物性ミルクとは?【5つの代替ミルクの栄養素を比較・選び方も紹介】
植物性ミルクは、近年ヘルシー志向の方を中心に人気を集めています。
最近では、スーパーやコンビニでも植物性ミルクを手軽に購入できるようになってきました。しかし、市場には様々な種類の植物性ミルクが登場しており、それぞれ異なる栄養価を持っています。
植物性ミルクによっては、原材料特有のクセがあるため、自分の好みに合ったミルクを探すことが大切です。
本記事では、人気の植物性ミルクを5つに厳選して、特徴や栄養素を紹介します。
植物性ミルクとは?
植物性ミルクとは、植物由来の原料から作られた飲み物です。
牛乳をはじめとする動物性ミルクとは異なり、コレステロールが含まれていません。低カロリーで脂質が少なく栄養が豊富な点から、代替ミルクとしても注目されています。
世界的コーヒーチェーン店であるスターバックスでも、牛乳の代わりとしてオーツミルクや豆乳などの植物性ミルクを選べるようになってきました。
現在では10種類以上の植物性ミルクが登場しており、原材料や味などを好みに合わせて選べるようになっています。
植物性ミルクの特徴
植物性ミルクについて特徴を3つにまとめました。
- 植物性ならではの栄養が摂れる
- 乳製品アレルギーの人でも安心して飲める
- 地球環境に優しい
植物性ならではの栄養が摂れる
植物性ミルクは植物ならではの栄養が摂れます。
多くの植物性ミルクには食物繊維が含まれており、整腸作用や便秘改善効果などが期待できます。また、植物性タンパク質が含まれているものもあり、筋肉の形成や修復などもサポートしてくれるでしょう。
乳製品アレルギーの人でも安心して飲める
植物性ミルクは乳糖やカゼインが含まれていないため、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心して飲めるのが特徴です。
牛乳を飲むとお腹を下してしまう方は、植物性ミルクに代替することで健康的なメリットが得られるでしょう。
地球環境に優しい
植物性ミルクの中でもオーツミルクは、生産時にかかる地球環境への負荷が少ないです。
牛乳の場合、乳牛を育てなければならないため、広大な土地や大量の水・餌などが必要です。また、乳牛のゲップと排泄物に含まれるメタンガスも、地球環境に負荷をかけています。
オーツミルクの場合、乳牛の飼育と比べてオーツ麦の栽培に必要な土地は小さく、地球環境によくないガスの排出もありません。
体だけでなく、地球環境にも優しいのがオーツミルクならではの特徴です。
植物性・代替ミルク5選:栄養素と特徴を比較
ここでは代表的な植物性ミルクを5つに厳選して、栄養価や特徴を紹介します。
- オーツミルク
- 豆乳
- アーモンドミルク
- ライスミルク
- ココナッツミルク
オーツミルクの栄養価と特徴
オーツミルクは、オーツ麦を原材料に作られた植物性ミルクです。
以下にオーツミルクの栄養価をまとめました。
250mlあたり |
オーツミルク |
エネルギー |
105kcal |
炭水化物 |
20.7g |
糖質 |
17.9g |
食物繊維 |
2.8g |
タンパク質 |
4.1g |
脂質 |
1.7g |
コレステロール |
0mg |
出典:食品成分データベース
(オーツ麦30g換算)
オーツミルクは食物繊維が豊富で、整腸作用や肥満防止などの効果を期待できます。豆乳やアーモンドミルクのように青臭さがなく、自然な甘みやクリーミーさを持っています。
そのまま飲むのはもちろん、コーヒーや紅茶とミックスしたり、料理に加えるのもおすすめです。
豆乳の栄養価と特徴
豆乳は、大豆を原材料に作られた植物性ミルクです。
以下に豆乳の栄養価をまとめました。
250mlあたり |
豆乳 |
エネルギー |
110kcal |
炭水化物 |
7.8g |
糖質 |
7.3g |
食物繊維 |
0.5g |
タンパク質 |
9.0g |
脂質 |
5.0g |
コレステロール |
0mg |
出典:食品成分データベース
豆乳は植物性タンパク質が豊富なのが特徴です。
その他の栄養価としては、イソフラボンやビタミンB群などが含まれており、健康や美容をサポートしてくれるでしょう。
豆乳は大豆特有の青臭さがあり、好みが分かれるところでもあります。市販の豆乳の中には、飲みやすくするために砂糖や油などで味が調整されているものもあるため、ダイエットや健康目的の方は無調整の豆乳を選びましょう。
アーモンドミルクの栄養価と特徴
アーモンドミルクは、アーモンドを原材料に作られた植物性ミルクです。
以下にアーモンドミルクの栄養価をまとめました。
250mlあたり |
アーモンドミルク |
エネルギー |
49kcal |
炭水化物 |
4.9g |
糖質 |
1.1g |
食物繊維 |
3.8g |
タンパク質 |
1.3g |
脂質 |
3.7g |
コレステロール |
0mg |
アーモンドミルクはカロリーが低く、食物繊維を豊富に含んでいるのが特徴です。
味はあっさりしており、甘みやクリーミーさはありません。アーモンドならではの香ばしい風味が強いため、ナッツ類が好きな方にはおすすめです。反対にアーモンド特有のクセが苦手な方には、クセのないオーツミルクが適しているでしょう。
ライスミルクの栄養価と特徴
ライスミルクは、米や玄米を原材料に作られた植物性ミルクです。
以下にライスミルクの栄養価をまとめました。
250mlあたり |
ライスミルク |
エネルギー |
118kcal |
炭水化物 |
23g |
糖質 |
22.3g |
食物繊維 |
0.8g |
タンパク質 |
0.8g |
脂質 |
2.4g |
コレステロール |
0mg |
出典:USDA
ライスミルクはクセがなく、自然な甘みが特徴です。
低アレルゲン食品なので、小麦やナッツ類にアレルギーがある方でも安心して飲めます。あっさりした味わいと米本来の甘みは、コーヒーや紅茶などと混ぜても美味しくいただけます。
ココナッツミルクの栄養価と特徴
ココナッツミルクは、ココナッツを原材料に作られた植物性ミルクです。
以下にココナッツミルクの栄養価をまとめました。
250mlあたり |
ココナッツミルク |
エネルギー |
393kcal |
炭水化物 |
7.0g |
糖質 |
6.5g |
食物繊維 |
0.5g |
タンパク質 |
4.8g |
脂質 |
40g |
コレステロール |
0mg |
出典:食品成分データベース
ココナッツミルクの原材料であるココヤシの果実は、海水を吸って育ちます。そのため、海水のミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。
ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸は、脂肪として蓄積されにくい特徴があります。また、糖質も低いため、適度に活用することでダイエット効果も期待できるでしょう。
飲料として販売されている商品は少なく、一般的にはタイ料理やデザートのアクセントに使われています。
植物性ミルクの失敗しない選び方
はじめて植物性ミルクを試す方は、以下のポイントを踏まえて選ぶとよいでしょう。
- 栄養価が自分に合っているものを選ぶ
- 砂糖や油が入っていない製品を選ぶ
- 好みの味の植物性ミルクを選ぶ
栄養価が自分に合っているものを選ぶ
植物性ミルクは、原材料によって含まれる栄養価が異なります。
ダイエット目的の方であれば、低カロリーで脂質が少なく食物繊維が豊富なオーツミルクがおすすめです。タンパク質を重視するなら豆乳を選ぶとよいでしょう。
また、オーツミルクと言っても、商品によって含まれる栄養価は異なります。
植物性ミルクを購入する際は事前に成分表を確認して、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
砂糖や油が入っていない製品を選ぶ
前述した通り、植物性ミルクの中には砂糖や油で味が調整されたものもあります。
砂糖や油が添加された植物性ミルクは、カロリーや脂質も高くなりがちです。健康面やダイエット目的で植物性ミルクを考えている方は、砂糖や油などが含まれていないものを選びましょう。
好みの味の植物性ミルクを選ぶ
植物性ミルクは、原材料によって風味が異なります。
例えば、豆乳やアーモンドミルクはクセが強く、苦手な方も少なくありません。健康のサポートとして植物性ミルクを取り入れる場合、継続が大切になります。
毎日、続けるためにも好みの味の植物性ミルクを選ぶこともポイントです。
植物性ミルクならEarth MILKがおすすめ!
Earth MILKでは、オーツミルクとライスミルの2種類を販売しています。
砂糖や油を使用せず、オーツ麦・米と酵素のみでヘルシー志向の方にも最適です。
以下で、Earth MILKの特徴を紹介します。
- OAT MILK BASE(オーツミルクベース)
- RICE MILK BASE(ライスミルクベース)
- LATTE BASE(ラテベース)
OAT MILK BASE(オーツミルクベース)
OAT MILK BASE(オーツミルクベース)は、粉末タイプのオーツミルクです。
粉末タイプなので使いたい分だけ利用でき、廃棄ロスも最小限にできます。
OAT MILK BASEのバリエーションは以下の通りです。
-
OAT MILK BASE
自然な甘さが魅力的なオリジナルのオーツミルク -
OAT MILK BASE オーガニック
有機栽培の北米産オーツ麦を100%使用したプレミアムタイプ
Earth MILKのオーツミルクの作り方
Earth MILKの作り方は以下の通りです。
- 専用シェイカーに70mlの水を入れる
- OAT MILK BASEを24g入れてシェイク
- 沸かしたお湯を130ml入れる
- 軽くかき混ぜて5分待てば完成
RICE MILK BASE(ライスミルクベース)
国産米の粉末と酵素のみで作られた粉末タイプのライスミルクです。
お米を飲んでいるような味わいが特徴で、クセがなく低アレルゲンの植物性ミルクになります。
Earth MILKのライスミルクの作り方
Earth MILKのライスミルクの作り方は、以下のようにオーツミルクと同じです。
- 専用シェイカーに70mlの水を入れる
- RICE MILK BASEを24g入れてシェイク
- 沸かしたお湯を130ml入れる
- 軽くかき混ぜて5分待てば完成
LATTE BASE(ラテベース)
オーツミルクまたはライスミルク100mlに対して、LATTE BASEを4g加えてよく混ぜるだけでラテが完成します。
種類は以下の3つです。
- LATTE BASE チャイパウダー
- LATTE BASE ほうじ茶パウダー
- LATTE BASE 黒豆パウダー
その日の気分で好みの味をお楽しみいただけます。
まとめ
植物性ミルクは、動物性ミルクと異なる栄養価や特徴を持っています。
カゼインや乳糖を含んでいないため「牛乳を飲むとお腹を下してしまう」という方にも安心して飲めるのが特徴です。コレステロールフリーで低カロリーな植物性ミルクも多く、ダイエット中の方にも向いています。
ただし、植物性ミルクの中には原材料特有のクセがあり、砂糖や油で味が調整されているものがある点に注意してください。ヘルシー志向の方は、シンプルな原材料の植物性ミルクをおすすめします。
「クセが少なくて飲みやすい植物性ミルクがほしい」という方は、Earth MILKのオーツミルクとライスミルクが最適です。原材料はオーツ麦・米と酵素のみ。クセがなく素材本来の甘みのある味が楽しめます。
おすすめの飲み方やアレンジレシピも紹介しているので、興味のある方はEarth MILKの販売ページをご覧ください。