日本で買えるおすすめの植物性ミルク9種類を比較【選び方も紹介】
「植物性ミルクにはどれくらいの種類があるんだろう?」
「日本で買える植物性ミルクが知りたい」
健康志向や環境への配慮、アレルギー対策などの理由から注目を集めている植物性ミルク。
牛乳に代わる新たな選択肢として、様々な種類の植物性ミルクが登場しています。各ミルクは独特の風味や栄養成分を持っているため、予め特徴を理解しておくと安心です。
本記事では、日本で購入できるおすすめの植物性ミルクを9種類紹介します。
植物性ミルクとは
植物性ミルクとは、大豆やオーツ麦、米、ナッツなどの植物から作られた飲み物です。
牛乳をはじめとする動物性ミルクとは異なり、乳脂肪や乳糖を含まないため、乳製品アレルギーの方や乳糖不耐症の方でも安心して飲むことができます。
植物性ミルクの多くは低カロリーで脂質が低いので、ダイエット目的の方にも最適です。牛乳の代わりとして植物性ミルクを取り入れれば、手軽にカロリーオフができます。
日本で買えるおすすめの植物性ミルク9種類を比較
日本で買えるおすすめの植物性ミルクを9種類紹介します。
以下の表は、9種類の植物性ミルクの栄養成分をまとめたものです。
出典
豆乳:食品成分データベース
アーモンドミルク:グリコ アーモンド効果 砂糖不使用
オーツミルク:食品成分データベース※オーツ麦30g換算
ライスミルク:USDA
ココナッツミルク:食品成分データベース
マカダミアミルク:キッコーマン マカダミアミルク 砂糖不使用
カシューナッツミルク:EcoMil 有機カシューナッツミルク(無糖)
ピスタチオミルク:HARUNA 137degrees ピスタチオミルク 1L
えんどう豆ミルク:Makuake Sproud
以下で詳しく各植物性ミルクの特徴を見ていきましょう。
①豆乳
豆乳は、大豆を原材料に作られた植物性ミルクです。
豆乳の栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
110kcal |
炭水化物 |
7.8g |
糖質 |
7.3g |
食物繊維 |
0.5g |
タンパク質 |
9.0g |
脂質 |
5.0g |
コレステロール |
0mg |
豆乳のメリット
- タンパク質が豊富
- 手に入りやすい
- 料理との相性がいい
豆乳のデメリット
- 調整豆乳は砂糖・食塩・油などが添加されている
- 大豆アレルギー
- クセがある
豆乳は植物性ミルクの中でもタンパク質が豊富で、どこでも入手しやすいのがメリットです。その反面、大豆特有の青臭さがあり、好みが分かれやすい植物性ミルクでもあります。
②アーモンドミルク
アーモンドミルクは、名前の通りアーモンドが原材料の植物性ミルクです。
アーモンドミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
49kcal |
炭水化物 |
4.9g |
糖質 |
1.1g |
食物繊維 |
3.8g |
脂質 |
3.7g |
コレステロール |
0mg |
アーモンドミルクのメリット
- 低カロリー
- ビタミンEが豊富
- ミネラルも含まれている
アーモンドミルクのデメリット
- タンパク質が少ない
- 味を調整されている製品が多い
アーモンドミルクは低カロリーでビタミンEが豊富なのが特徴です。
あっさりした味なので、調整されているものもあります。
ダイエット目的の方は、砂糖不使用で低カロリーのものを選ぶようにしましょう。
③オーツミルク
オーツミルクは、オーツ麦を原材料に作られた植物性ミルクです。
オーツミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
105kcal |
炭水化物 |
20.7g |
糖質 |
17.9g |
食物繊維 |
2.8g |
タンパク質 |
4.1g |
脂質 |
1.7g |
コレステロール |
0mg |
オーツミルクのメリット
- 脂質が低い
- 食物繊維が豊富
- 自然の甘みとクリーミーさがある
オーツミルクのデメリット
- 糖質が多い
- タンパク質が少なめ
オーツミルクは食物繊維が豊富でいて低カロリー低脂質なのが特徴です。原材料のオーツ麦自体にクセがないため、豆乳のような青臭さはありません。はじめての植物性ミルクにもおすすめです。
④ライスミルク
ライスミルクは、米や玄米を原材料に作られた植物性ミルクです。
ライスミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
118kcal |
炭水化物 |
23g |
糖質 |
22.3g |
食物繊維 |
0.8g |
タンパク質 |
0.8g |
脂質 |
2.4g |
コレステロール |
0mg |
ライスミルクのメリット
- 低アレルゲン食品
- 脂質が低い
- 自然な甘みがある
ライスミルクのデメリット
- 糖質が多い
- タンパク質が少なめ
ライスミルクは糖質が高いものの脂質が低いのが特徴です。米の甘みとクセのない味わいは、植物性ミルクが苦手な方でもチャレンジしやすいでしょう。低アレルゲンなのもライスミルクならではの特徴です。
⑤ココナッツミルク
ココナッツミルクは、名前の通りココナッツを原材料に作られた植物性ミルクです。
ココナッツミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
393kcal |
炭水化物 |
7.0g |
糖質 |
6.5g |
食物繊維 |
0.5g |
タンパク質 |
4.8g |
脂質 |
40g |
コレステロール |
0mg |
ココナッツミルクのメリット
- ミネラルが豊富
- 満腹感を得られる
- クリーミーさがある
ココナッツミルクのデメリット
- 料理用の製品が多い
- カルシウムが少ない
豆乳やオーツミルクと違い、そのまま飲むための製品はあまり販売されていません。
タイ料理やデザートのアクセントとして利用するのが一般的です。
⑥マカダミアミルク
マカダミアナッツを原材料として作られた植物性ミルクです。
マカダミアミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
79kcal |
炭水化物 |
6g |
糖質 |
1.5g |
食物繊維 |
4.5g |
タンパク質 |
0.8g |
脂質 |
6.5g |
コレステロール |
0mg |
マカダミアミルクのメリット
- オレイン酸が豊富
- 食物繊維が豊富
- マカダミアナッツ特有のコクがある
マカダミアミルクのデメリット
- 脂質が高い
- タンパク質が少ない
マカダミアミルクは、オレイン酸や食物繊維が豊富です。ただし、脂質が高めなので、ダイエット目的の方は飲みすぎないように注意しましょう。
⑦カシューナッツミルク
カシューナッツを原材料に作られた植物性ミルクです。
カシューナッツミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
92.5kcal |
炭水化物 |
4g |
糖質 |
- |
食物繊維 |
- |
タンパク質 |
2.5g |
脂質 |
7g |
コレステロール |
- |
カシューナッツミルクのメリット
- 濃厚な味わいを楽しめる
- 牛乳よりカロリーが少ない
カシューナッツミルクのデメリット
- 味が調整された製品が多い
- 脂質が高い
カシューナッツミルクは濃厚な味わいが特徴です。ただし、市販品の中には飲みやすくするために、味が調整されたものもあります。健康志向の方は、成分表を確認してシンプルな原材料のものを選びましょう。
⑧ピスタチオミルク
ピスタチオを原材料に作られた植物性ミルクです。
ピスタチオミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
140kcal |
炭水化物 |
10g |
糖質 |
- |
食物繊維 |
- |
タンパク質 |
2.3g |
脂質 |
10.5g |
コレステロール |
- |
ピスタチオミルクのメリット
- まろやかなコクを味わえる
- ナッツの香ばしい香りを楽しめる
ピスタチオミルクのデメリット
- カロリーが高め
- 脂質が高い
ピスタチオミルクは、まろやかでコクがある味を楽しめます。その分、カロリーと脂質は高めな点です。ダイエット中の方は飲み過ぎに気をつけましょう。
⑨えんどう豆ミルク
えんどう豆を原材料に作られた植物性ミルクです。
えんどう豆ミルクの栄養素(250mlあたり) |
|
エネルギー |
85g |
炭水化物 |
5.0g |
糖質 |
- |
食物繊維 |
- |
タンパク質 |
5.0g |
脂質 |
5.3g |
コレステロール |
- |
えんどう豆ミルクのメリット
- すっきりとした味わい
- 大豆アレルギーの人でも飲める
えんどう豆ミルクのデメリット
- 脂質が高め
- えんどう豆アレルギーが出る可能性
えんどう豆ミルクはすっきりした味わいが特徴です。えんどう豆自体にアレルギーがある方は、別の植物性ミルクを選ぶようにしましょう。
種類が多い植物性ミルクでおすすめの選び方
植物性ミルクの選び方のポイントを3つ紹介します。
- 口当たりが好みかどうか
- 無添加の商品があるかどうか
- 手軽に購入できるか
口当たりが好みかどうか
植物性ミルクの中には豆乳やアーモンドミルクなど、原材料特有のクセがあるものもあります。
牛乳と同じ味を想像して初めて飲む人は味のギャップに驚く可能性もあります。
クセが気になる方は、オーツミルクやライスミルクなど、クセがない植物性ミルクをおすすめします。
健康のために飲みたい方には、毎日飲むことが大切です。
飲み続けるためにも、口当たりが好きになれる植物性ミルクを選びましょう。
無添加の商品があるかどうか
植物性ミルクの中には、砂糖や油などで味が調整されているものもあります。
ヘルシー志向やダイエット目的の方にとっては、デメリットになるでしょう。また、保存料や乳化剤などが含まれている植物性ミルクもあります。
健康面が気になる方は、油や砂糖、保存料、乳化剤などが使われていないか確認するようにしましょう。
手軽に購入できるか
近くの店舗で手軽に購入できるかも、植物性ミルクの種類を決める際のポイントになります。
豆乳、オーツミルク、アーモンドミルクなどは、スーパーだけでなくコンビニでも販売されているため入手しやすいです。
植物性ミルクを飲むメリット・デメリット
植物性ミルクを飲むメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 乳製品アレルギーの人でも飲める
- 脂質が少ない
デメリット
- 牛乳より割高
- アレルギー物質を含む植物性ミルクもある
メリット①乳製品アレルギーの人でも飲める
植物性ミルクは、牛乳などの動物性ミルクに含まれるカゼインが含まれていません。
そのため、乳製品アレルギーや乳糖不耐症の方でも安心して飲めるメリットがあります。
メリット②脂質が少ない
植物性ミルクは、牛乳と比べて低カロリーで脂質が低いものが多いです。
牛乳から代替することで、手軽にダイエット効果が期待できるでしょう。
デメリット①牛乳より割高
植物性ミルクは牛乳と比べて割高なものが多いです。
しかし、植物性ミルクは低カロリーで脂質も低く、食物繊維が豊富などのメリットもあります。健康効果を期待する方は、植物性ミルクを試してみるのがおすすめです。
デメリット②アレルギー物質を含む植物性ミルクもある
植物性ミルクのなかには、以下のようにアレルギー反応が出るものもあります。
- 豆乳:大豆アレルギー
- アーモンドミルク:ナッツアレルギー
- えんどう豆ミルク:えんどう豆アレルギー
これらのアレルギーを持っている人は、アレルギー物質を含まない植物性ミルクを選びましょう。
また、オーツミルクは小麦製品と同じ工場でオーツ麦を加工することもあるため、ごく稀に小麦が混入する可能性があります。
グルテンアレルギーを持っている方は、グルテンフリーのオーツミルクを選ぶと安心です。ライスミルクに関しても、製造会社によって小麦製品と同じ工場で加工されることもあるため、アレルギーをお持ちの方はグルテンフリーと記載された製品を選ぶようにしましょう。
植物性ミルクについてよくある質問
植物性ミルクについてよくある質問をまとめました。
- そもそも植物性ミルクとは?
- 人気の植物性ミルクはどれですか?
そもそも植物性ミルクとは?
植物性ミルクは植物由来の飲み物のことで、オーツ麦や米、大豆、アーモンドなどが原料です。
前述した通り、低カロリーで脂質が少ない点やコレステロールフリーなのも植物性ミルクならでは。その特徴やメリットから、牛乳の代替ミルクとして注目を集めています。
人気の植物性ミルクはどれですか?
以下3つの理由から、オーツミルクが人気です。
- オーツ麦の自然な甘みがあり初心者でも飲みやすい
- 他の植物性ミルクと比べてクセがなくアレンジレシピも豊富
- 販売店が多くスターバックスで気軽に試せる
コンビニやスーパーでも手軽に購入できるので試しやすいメリットがあります。
また、スターバックスでもオーツミルクラテを注文できるのも人気の秘訣です。コーヒーや紅茶などとミックスすると、オーツミルクが様々な飲み物と相性がよいことが分かるでしょう。
まとめ
本記事では、日本で購入できる植物性ミルクの種類や選び方について紹介しました。
植物性ミルクの種類は数多くあり、栄養素や味などがそれぞれ異なります。
好みの味や栄養成分、アレルギーの有無などを考慮して、ご自身に合った植物性ミルクを選んでみるとよいでしょう。
ちなみにEarth MILKでは、粉末タイプのオーツミルクとライスミルクを販売しています。
- 原材料と酵素のみを使用して素材の味が楽しめる
- 粉末タイプのため廃棄ロスを防げる
- おトクな定期便もある
自宅で手軽に試せるので、この機会にEarth MILKの植物性ミルクを試してみてはいかがでしょうか。